学校を卒業して営業職として就職をしていました。当時入院生活を送っていた親友から、「病院のスタッフに日々助けられ、とても感謝している」という言葉を聞き、私もそのような仕事をしたいと思いました。
9年間勤務していた会社を辞め、介護福祉士の養成校に入学し、資格を取得し、現在に至ります。 遠回りをしたかな?という思いもありますが、営業職の経験はコミュニケーションを図る上で役立っていますし、趣味で続けているウクレレやレゲエDJの経験等が、介護サービスのプログラム作りの発想やスキルの助けにもなっています。
「人生無駄なことはないな」とつくづく感じています。
新しい発想を受け入れてくれる環境が、ありがたいです。もちろん、色々な経験を活かせるのも、職場環境のおかげであることは間違いありません。現在、趣味の音楽を活かした楽器演奏をご利用者と一緒に実施しています。ご利用者も積極的に参加してくださり、高齢者バンド活動といいますか、皆様と楽しい時間を過ごしています。やりたいことが仕事に活かせる職場はなかなかないですからね。
学会発表も2回経験し、最優秀賞も頂きました。通所サービスの学会で、ご利用者がリハビリプログラムを選べる「セレクトケア」の発表をしました。
プログラム作りの経緯と運営、そして結果について2年連続で発表し、最優秀賞を受賞することもできました。
3年目となる今年は、同学会のセミナーにて講師をさせていただくことができました。
あらためて介護の仕事に転職してよかったなと思っています。
ご利用者や仲間と共に、さらなるスキルアップを目指していきたいです。管理栄養士が作るレシピの動画編集や冊子デザインもしています。これもレゲエDJをしていたときのイベントの企画・運営の経験が役立っています。「発想を形にする」という業務は、想像以上に大変ですが、事業所の垣根を超えたプロジェクトチームで取り組む、新たな業務にとてもやりがいを感じています。
入社して3年間夢中で仕事をしてきました。そしてこれからは、今までの経験を活かしながらも、さらに介護のスキルを高めていきたいです。
認知症ケア専門士やケアマネジャーの資格取得が目下の目標です。そのスキルがご利用者により喜んでもらえることに繋がると思いますし、職場の仲間たちの力になれると考えています。とにかく力をつけ、そしてその力を発揮できる職場、恵正会でこれからも皆で力を合わせ、可能性に挑戦し続けていきたいです。