新年のご挨拶(にのみやグループ 理事長 二宮正則)

新年明けましておめでとうございます。

昨年は新型コロナウイルスが5類に引き下げられ、
他院・他施設との連携や地域活動など、本来の活動を再開することができました。
患者様をはじめ、多くの方々にご尽力を賜りましたことを深く御礼申し上げます。

さて、団塊の世代約800万人が75歳となる2025年も間近に迫ってまいりました。
この世代が75歳を迎えることで、総人口1億2,257万人のうち、後期高齢者の人口が2,180万人に達します。
少子高齢化の進行による生産年齢人口の減少により、看護師や介護士などの専門職が不足し、
医療・介護業界はますます苦境を迎えることになります。
技能実習制度や特定技能制度を利用した外国人職員の受け入れも一時的な解決策に過ぎません。
患者様や利用者様に納得していただける医療と介護を提供するためには、各医療機関との緊密な連携が不可欠です。
にのみやグループはこのような状況に対応すべく、連携とネットワークの強化、
多職種連携の推進、地域との協働などを重視しながら、今後も皆様のお役に立てるよう地域医療・介護に邁進してまいります。

新しい一年が、皆様にとって幸せな瞬間で満ち溢れ、社会全体が健康と安全に包まれた年となりますよう、心からお祈りしております。
本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

にのみやグループ理事長  二宮正則