「あいあいねっと」は、にのみやグループが運営しています。
フードバンクとは
食べ物の「いのち」を大切にするために、私たちができること。
その方法の1つに、「フードバンク」があります。
ご存知ですか?
〇「仕入れすぎた」「残った」・・・ただそれだけの理由で、
賞味期限前の食べ物がたくさん捨てられていることを
〇形が悪い、不ぞろい=規格外というだけで、
工場から1度も出ることなく、命を終える食べ物があることを
〇1つが傷んで、箱ごと捨てられてしまう果物があることを
〇箱が凹んだだけで、捨てられてしまうお菓子があることを
フードバンクとは、このような市場に出すことはできなくとも、食品としての十分な安全性をもった"食べ物"を捨てずに活かす事業です。
私たちは、食品関連企業から、包装破損や印字不良その他の理由で、食べ物としては品質にまったく問題がないにもかかわらず、商品として扱えなくなった食品を無償提供していただき、それらを点検整理して「まめnan」に再生させ、要支援生活者を支援する福祉団体などに無償で分配します。
私たちはこの活動を通じて、廃棄されるはずだった食べ物を有効活用し、福祉団体を支援するとともに、「食と健康」について考え、ともに支えあい助け合う健康な地域づくりに貢献します。
※「まめnan」とは?
「まめnan」とは、広島弁で元気のこと。
「まねなんね?」
「まめにしよるんかいのぉ~?」
昔、まちかどでは、いつもどこかでこんな挨拶が交わされていました。
わたしたちは、邪魔者扱いされている食品を企業から提供していただき、心を込めて再生した食品を「まめnan」と名付け、地域の元気のために活用しています。
フードバンクのしくみ
あいあいねっとの地域活動
あいあいねっとの事務所(社会福祉法人正仁会・グループホームなごみの郷可部)は、広島城下と出雲を結ぶ出雲石見街道(通称:雲石街道)沿いにあります。
この街道沿いには今も数多くの古民家が軒を連ねており、地域住民による街道景観の保全とまちづくりの活動が盛んな地区です。
わたしたちは、歴史あるこの地区に事務所を構え、フードバンク事業だけでなく、"みんなの居場所"としての機能を充実させ、賑わいの創出に努めています。また、地域イベントへの参画など、「食」の視点から地域の活性化にも取り組んでいます。
まなびの場
日々の暮らしを大切に、かけがえのない一人ひとりの暮らしを豊かにするため、暮らしの基本=「食べること」「健康のこと」「住まうこと」をさまざまな形で互いに学び合う「まなびの場」を企画し、不定期で開催しています。
食のまなび場
私たちの体は、私たちが食べたものでできています。
そして、私たちの命は食べることによって維持されています。
つまり"食べる"ことは"生きる"ことです。
「食のまなび場」は、ただ食べるのではなく、食べること・食べることができることに感謝し、よりよく食べることを幸せにつなぐ場です。
●幼児~小学生向け/人形劇「あいあいねっと劇場」
●中・高校生向け/「食のもったいないを考える」「食べることを大切に」
●大学生・一般向け/「日本の食品ロスと食事情について」、「フードバンク活動について」など
健康づくり場
いつまでも健やかに過ごしたい・・・というのは、みんなの共通の願いではないでしょうか。
「健康づくり場」は、そのために必要なことを体験する場です。
●栄養教室「必要な栄養について知ろう」
●料理教室「簡単&あるものでつくる料理」
●体力維持「簡単筋力アップ」など
すまう場づくり
今暮らしている場所で、これからもずっと「住まう」ために必要なことは何か?
それは、家のリフォームかもしれませんし、新しいご近所づきあいや生きがいづくりかもしれません。
人生のステージが変化するにしたがって、人それぞれに必要だと思うことは異なってきます。
「住まう場づくり」は、今の暮らしをより良くするために必要なものを、みんなでいっしょに探す場所です。
●地域を知ろう
●あなたが先生「暮らしの知恵を学びあおう」など
講師・講演活動
●フードバンク活動とまちづくり
●食品ロス削減の啓発
●食のもったいないを考える
●食を真ん中に地域づくり